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2012年2月

UFC JAPAN 見に行って来ました。

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日曜日、見に行ってまいりました”UFC JAPAN”

実はスケジュールも詰まっていたしチケットも高いしギリギリまで行くか行かないか悩んでいたのです。

しかし格闘技関係の仕事をしている以上、もしかしたら日本の格闘技の時代が変わるかもしれない興業を見逃すわけにはいかないと3日ほど前に決断!!朝7時に埼玉スーパーアリーナへ向けて出発しました。

まずアメリカの生放送に合わせるためというこの午前中スタートということにも不安を持っていたのですが、会場に行ったらすでにグッズ売り場は長蛇の列。入場もチケットを持っているにも関わらず並ばなければいけないくらい人があふれていて否が応にも期待が膨らみます。

そして会場のドアを開けると、そこにはオクタゴンを中心に非日常の世界が、、、、、この時点で完全にノックアウトされていたのでしょう。

そして9時30分にスタートしたオープニングファイト、田村一聖選手がいきなり豪快なKO勝ち、まだお客さんが入り切れていない(列が長くて第一試合見逃した人がたくさんいたそうです)にも関わらず会場は大盛り上がり、この後はもうハイレベルな攻防と世界一のオクタゴンガール、そしてリングアナではなくオクタゴンアナ?ブルースバッファーの名調子にやられまくり本当にしびれた一日でした。

そしてこの日を境に日本の格闘技界の時代が変わるということを完全に確信しました。私だけでなくこの日会場に集まった2万人の観客全ての人が同じことを感じたでしょう。

各マスメディアや専門サイトにはすでに沢山の記事が出ていると思います。

詳細は次号のyuに書かせてもらうことになっていますので、そちらをお読みいただければと思います。

願わくばあの世界一の舞台に立ってベルトを巻いてみたいという大志を抱く若者が禅道会から出てくることを願って、、、、

押忍

 

姿勢とストレッチ 2 「動画有り」

姿勢とストレッチ1の続きです。

前回は歩法と姿勢を気を付けてストレッチしたら可動域が広がったという話でした。

今回はその姿勢と歩法を応用すると、技の威力が増すというお話です。

論より証拠ということで動画に撮ってもらいました。

前半は今までのフォームで打っていて、後半姿勢を意識して打ちました。

元々右ストレートは得意なので分かりづらいかもしれませんが、後半の2発はあきらかに切れ伸び威力が上がっていると思います。

最近はミット打ちなんて2週間に一回くらい、腕立ても懸垂も今年になってから1~2回くらいしかしてません(笑)

ようは姿勢と歩法を意識しただけで、身体も柔らかくなるし、スピード、パワーも出るということです。

もちろんこれを実戦で使えるレベルにするには、身体に沁みこませなければいけないので基本稽古や移動稽古による反復やスパーリングはきっちりしなければいけません。でも今やっているメソッドをきちんと続けていけばそんなに時間はかからないと思います。

メソッドと言っても、ウオーキングとストレッチで姿勢と呼吸意識を上げて行くというだけの話です。

なぜそれくらいのことで技の威力を増すことができるのでしょうか?

次回から少しずつ解説していきたいと思います。

押忍

姿勢とストレッチ 1

前回のBlogで歩法のことを書きました。

自分の身体意識の場所を変えて歩いてみたら、体が軽くなり動きも良くなってという話です。

そこからもしかしてと思い、姿勢のことやストレッチ法を研究して試してみました。

ほぼ1週間だと思います。驚くべき変化が私の身体にありました。

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自分でもびっくりしました。

まさか40近くになって子供のころ夢見た開脚前屈でお腹がつくようになるとは、、、、

空手を始めた人はだれでも一度は憧れることはあるのではないでしょうか?

私もそう思ってもう16年くらい毎日のようにストレッチをしていました。

おかげで普通の人よりは多少柔らかくなったとは思いますが、しかし決してベタっとつくようなこととは程遠く、く気が付けば39歳

最近は以前より筋肉がきしむ感じがしていて「もうこれ以上柔らかくなることはないんだろうな、別に格闘技の強さとは関係無いし、、、」

とほぼ諦めていたのです。

それがまさかこんなにペタッと身体が倒れるようになるなんて、しかも意識してやり始めてから僅かに一週間ですよ。

使用前の写真を撮っていなかったことが悔やまれるのですが、一緒に稽古してきた道場生はこれがどれだけ変化があったのかは分かるはずです。

これもちろん私が考え付いた方法ではありません、いろんな人の知恵を借りてそれを自分なりに整理して試してみただけです。

もともと柔らかくなる素養がある人や、女性からしてみたらたいしたことは無いと思うかもしれません。

でも身体が固くて悩んでいる人って多いと思うのです。

またそれが原因で腰痛や肩こりに悩まされている人も多いでしょう

まだ1週間ですから、これからさらに変化もあると思います。

周りの人も驚いていたので、今後も報告させていただいて少しずつやり方を公開して行こうと思います。

すぐにでも知りたい人は稽古のとき聞いてください、実験台にしてあげますので(笑)

押忍

歩法

今年に入って、自転車を盗まれてしまい車も調子が悪かったので、道場まで歩いて通っています。

家からおよそ25分くらいでしょうか?その間考え事をしたり、また地元の人たちと遭遇することも増えなんとなく好きな時間になっています。

空手道禅道会といえば、二足歩行の原理。歩くという身体操作が全ての技(運動)の根幹にあるというのが基本なのですが、これを実際に体感、体現するのは非常に難しい。

もう何年も小沢先生から「歩き方を治しなさい」と言われ、意識して稽古しているつもりでも、たいがい一緒に飲んで店を出た後に同じことを言われてしまいます。

しかし最近ちょっとした気づきがありまして、少しだけ自分でも歩くのが上達したなと思うことがありました。

今まで丹田を張るようにとか、丹田を釣るようにと意識をしていたのですが、人間の身体の構造を考えて丹田をどこで釣っているのかと意識したときにスーっと身体が伸びるように歩け、なんというか軽くなったんですよね、、、、

それを意識して子供と遊んでるときに全力でダッシュしてみたのですが、早いんです。一度きちんとタイム測ってみたいと思うのですが、たぶん40間近で足が早くなりました(笑)

私小学生のころ野球をやっていたのですが、駆け足がとても遅くて、コンプレックスだったんです。

好きなことは夢中になって練習するのはその頃からあり、家の前にあったグラウンドを毎日ランニングして壁あて、素振りなどやっていたのでそこそこ野球は上手だったと思うのですが、いかんせん足が遅い、毎日走ってても全然早くならないんですよ。中学生になって陸上部に入ってみたのですが、短距離早くなりたかったのに長距離に回されて、おかげでマラソンは早くなりましたが、ダッシュは全然早くならなかったです。身体が人より大きかったのでそのせいかなとも思っていたのですが、足の早さってほとんど生まれつきなのかなと

また腕相撲なんかも鍛えてなくてもめちゃめちゃ強い人っていましたよね。

ああいう元から運動能力の高い人との差は埋められないものかとずっと思っていたのですが、最近になってようやくその秘密がわかってきた気がします。

その一つが歩法、歩き方なんです。

座る、立つ、歩く、この基本姿勢、動作を一度完全にリセットして再プログラムしてあげることによって、人間の能力って飛躍的に向上するのではないかと、もっといえば幼年期にここをきちんと教えれば、大きくなってからどんなスポーツにでも応用が効くのではないでしょうか?

これをさらに突き詰めて研究し体系化していったら、武道が強くなるというだけでなく、ダイエットなどの体型の美しさだったり、脳機能を高めていくこと、また腰痛や肩こり防止にも応用が効くんじゃないかと真剣に考えています。

そこで誰か、私と一緒にモニターになって人体実験してくれる人いないですかね??

格闘技が強くなりたい人はもちろんですが、スポーツが上手になりたい人、痩せてスタイルが良くなりたい人、腰痛持ちで悩んでいる人、ストレスが溜まって元気が無い人、、、

身体機能向上実験とでも言うのでしょうか。道場生じゃなくても歓迎ですよ。

費用はいりません、週に一度でも日中小金井道場に来て私と一緒に3ヶ月ほどトレーニングしてくれるのが条件です。

希望される方は是非ご連絡ください、お待ちしています

押忍

指導者強化合宿

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2月3日~5日の3日間、長野県上田市で行われた指導者強化合宿に行って来ました。

毎年この時期に行われるこの行事、技術レベルや指導レベルの向上を目的に全国の支部長、道場長が集まり、稽古、講習会を行います。

またふだん遠いところで、指導や青少年健全育成に励んでいる者同士の情報交換や交流を深め、道場運営をスムーズにしていくためにもとても大切な行事です。

今年は愛車”禅子ちゃん”(最近この呼び方していなかった)ことプレマシーがいよいよ寿命が来て車の買い替えをしていたこともあり、新幹線で上田駅まで行きそこから単線で向かう列車の旅でした。

季刊誌”yu"の取材も兼ねるということで道場生の北村秀樹名誉7級とともに男2人旅、なかなか味わい深いものでしたよ(笑)

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さて初日は打撃中心の稽古を本部職員とともに行いました。誰もいない無人の舞田駅から田んぼ道を延々と歩き、スタートが少し遅れてしまったのですが、ミット、マススパー、首相撲、いつもとは全然違うメンツとの稽古。いろいろな発見があって楽しかったです。とくに三浦師範代との首相撲は楽しかったですね。

 

二日目は、午前中審判講習会。昨年より取り組んでいた審判技術の向上を目的とした新しいシステムがいよいよ本格的に4月1日から開始になるということで、とても充実したものとなりました。

審判の実地審査の際に小沢先生から言われた「審判は非日常的な空間を作り出すことが大切だ」という言葉は、午後に行われた技術講習とつながるものでとても腑に落ちるものでした。

最近Facebookでも話題にさせていただきましたが、選手が試合をするときは一種のトランス状態、変性意識状態に入り集中することが、試合の勝敗にも、怪我を防止する上でも大切なことでして、それには試合場を非日常的な空間にしなければなりません。そのときに武道の審判の所作というのはとても重要なものでして、正しい姿勢や動作での立ち振る舞い、正しい呼吸法からなる大きな声での指示、これがきちんとできるかできないかによって、選手の安全管理や実力を出し切らせることに繋がっていきます。

まずは自分自身がきちんと身に付けて今後、道場生に広めていければなと思いました。

技術講習会が終わると、教室へ移動して座学。前回関東で行われた心理学講習会の内容をさらに掘り下げたもので、一つのテーマをいろいろな例を取り上げながら勉強しました。しかしあらためて人間って厄介な動物だと思います。でもその人間を、自分自身を知らなければ武の境地に達することなど到底できません。その上でもやはり武道をやっている以上、運動生理学、発達心理学、大脳生理学、行動認知学、学ぶことはたくさんあるものです。ただ知識だけ学んでも意味をなしません。

これを活きた知恵にするためには日々の稽古、経験があってのこと、じゃないと机上の空論になってしまいます。

かといって知性もなくただ身体鍛えて人の壊し方覚えるだけじゃ武道とはいえません。

ようはバランスですね。

そして3日目、私は自主トレ、ストレッチ、シャドー、補強を中心に行いました。

スパーリングや対人稽古で肌感覚で身に着いたもの、座学での応用、これを自分自身で整理整頓して落とし込むには一人稽古が一番適しています。

最近組み技で下になったときの体幹部の使い方に閃きがあり、それを小沢先生の腹筋運動の利かせ方を見て、さらに帯引きを一緒にさせていただいて、「間違いないんだな」と実感できました。

現在のMMAの流れとは反対方向ですが、今年は下からの技術をもっと研究してみるつもりです。道着があればそれは大切なものです。

ちょうど最近菊野選手がTwitterでつぶやいていましたが、壁に押し込めるケージやリングなのか、周りに壁が無い試合場なのか?どこもつかむところの無い裸体なのか、つかんで引っ張ったり崩しに使える道着有りなのか?

パウンドはおろか肘打ちまで有りなのか、無しなのか?

使う技術、戦略まるで違ってくる。これは組み技だけでなく、立った状態での打撃もまるで変ってくる。

ただ技そのものに対しての身体の使い方、呼吸の使い方は全て基本原理にそったものである。

ごくごく当たり前のことなんですけど、未だに禅道会内部の人でも理解して使い分けられている人はまだまだ少ないように思えます。

ですから私自身は今年はMMAとはまるっきり違う道着有りでの戦い方を体現できたらなと、昨年から取り組んできたスタイルチェンジをもっと突き詰めて行くことによって逆説的にリングやケージでの戦い方を伝えることにもなるのかなとも考えています。

なんだかんだと相変わらず充実した時間を過ごせたようです。

普段東京で暮らしている私にとっては、周りを全て山や田んぼでかこまれてうっすらと雪がかった上田市の景色は十分に非日常的な空間ですから、物事を学ぶにはとても良い環境です。

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お忙しい中、指導していただいた小沢先生、幹事でしきっていただいた木下総務部長、本部職員のみなさん、審判検定をまとめていただいた熊谷支部長、青木支部長代理ありがとうございました。

そして合宿に参加された各支部長、道場長、お疲れ様でした。

私は来年も3日間参加させていただき、また桂で飲みたいと思います。

押忍

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DEEP富士山祭り

気が付けばもう2月、しかし今年の冬は異常に寒いですね、、、、

しかし格闘技は室内競技ですからオールシーズンスポーツ、寒さなど関係ありません。

日曜日、山梨県富士市ふじさんめっせで行われた”DEEP富士山祭り”に横浜支部のLUIZ師範代のセコンドで行って来ました。

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前日に震度4、当日も余震が何度かあっていよいよ富士山噴火するんじゃないかと不安だったのですが、この日はいつもレフェリーでお世話になっている芹沢さんの引退記念興業ということもあり会場は1300人超満員。

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テレビで格闘技の放送が無くなったから格闘技は下火になっていると思ってる人も多いのかもしれませんが、決してそんなことはなく東京都内では毎週末必ずどこかの団体が興業をしていますし、最近はこのように地方興業も盛り上がっているのです。

試合は序盤、打撃で優勢に試合を進めたLUIZ師範代がコーナー際での四つ組から外掛けでのテイクダウン、上のポジションからプレッシャーをかけていたところ相手のAB選手が下から三角締めを仕掛ける。立ちあがって振りほどこうとしたとき再度パウンドを落とすLUIZ師範代、これが仇になりカウンターで深く三角締めが入ってしまい、無念のレフリーストップとなってしまいました。

総合格闘技ではどんなに試合を有利に進めていても一瞬の判断ミスが試合の勝敗を決するもの、悔いが残る結果となってしまいました。

今回で3連敗となってしまったLUIZ師範代、試合後は大畑支部長としきりに試合の反省をしていて逆に今後の指針が決まったようにも見えました。

まだ26歳ですから、今のUFCのトップのほとんどは30過ぎてから花咲いた選手ばかり、きちんとこの経験を生かせば、基礎の技術はしっかりしていますからまだまだ伸び白は十分にあると思います。

私もこうやって頑張っている選手を今後どのようにサポートしていけば良いのか、もっと真剣に考えなければいけないなと思いました。

会場にはたくさん遠いところから応援に来てくれた人もいて、また富士道場の道場長もいらしてくれてなんというか禅道会の絆みたいなものを感じれたのも良かったです。

さて今年はまだ始まったばかり、プロ部門も引き締めて頑張って行きましょう!!

みなさんも是非会場で戦っている選手を応援してあげてください。

押忍