ホーム>日々思う処我に有り>2012年5月

2012年5月

姿勢とストレッチ5

姿勢とストレッチ4からの続きです。

昨日、小金井市立体育館で技術講習会を行いました。

前半はなぜ姿勢を正す必要があるのか?という説明から入り、姿勢矯正のためのストレッチ。

後半は姿勢維持をしながらの技術講習といったかんじであっという間の5時間でした。

5時間あってもやりたいこと半分くらいしか披露できなかったです、それくらい一つのキーワードで繋がると湯水のようにいろいろな技術やエクササイズが出て来ます。講習を受けた人からはおおむね好評だったようですし、ぼちぼち私が取り組んでいることというのは何なのか?少しずつ説明していこうと思います。

元々、空手道禅道会では二足歩行の原理といって、人間の根幹的な運動は二本の足で歩くこと、その応用で技が成り立っていなければ武道とは言わないという理念がありまして、私なりに歩き方というのを研究していました。

丹田を中心にして、骨盤で釣るようにあるく、、、、、最終的に私がたどりついた結論とすれば、歩く前に、立ち方、立ち方の前に座り方、座る、立つ、歩く、この3つに整合性が取れていなければいけないというものでした。

たいがいの人は、正座をさせると、それなりの正しい姿勢になります。しかしそれが椅子に座る、立つ、歩く、さらに走る、投げる、打つ、蹴るなどと運動が複雑化するにしたがって、ほとんどの人が正しい姿勢を維持できなくなるのです。

ということは逆に言えば、正座の正しい姿勢、いわゆる体幹部(恥骨から頸椎一番まで)、背骨の自然なS字を維持しながら運動できる人が運動能力の高い人なのではないかと考えました。

それで正座の姿勢を維持したまま歩くことを意識してみたら、今度は身体が柔らかくなってきたのです。

それはどうしてかというと、背骨が正しくS字を描いて、その上にまっすぐ頭がい骨が乗っている状態だと、骨の上に頭の重みが垂直に乗るような状態になります。そうなると背骨を支えている周りの脊柱起立筋、横隔膜、腸腰筋などに負荷がかからず引っ張られていない状態ようは筋肉が休んでいる状態になります。

ですので、普段の生活の中で筋肉の超回復を得られやすい状態となるのです。

これが猫背になったり、骨盤が後傾している状態になると肩や背中の筋肉が常に引っ張られている状態になるので所謂肩こりや腰痛のもとになりますし、呼吸が浅くなるので、横隔膜の上下運動が小さくなり、腹が固くなる。そうすると内臓がきちんとつられていない状態になり栄養摂取や血液の流れがわるくなり病気のもとになってしまうのです。

また背骨が正しい位置でS字カーブになってロックされていると、筋肉がきちんと連動するポジションになり、力の伝達がスムーズに行くようになりパワーやスピードが増します、また作用反作用にも強くなるので、攻撃されてもバランスが崩れなくなります。

またストレッチなどしても、骨がきちんとアジャストしていると、筋肉はゴムのようにどんどん伸びていくのですが、ずれてくっついているので、可動域が狭くなる。身体が固い人は筋肉の伸び縮みが固いことのまえに、骨と骨がぶつかって関節が動きずらい状態になっているのです。

骨は柔らかくなりませんから、そんな状態でストレッチをしても可動域が広がるわけがないのです。

まとめると、骨の位置を正しくアジャストする、骨並びをよくすれば、身体のパフォーマンスが急激に良くなるということです。

そこでまずは、正しい姿勢、正しい骨の配置を身体に覚えこませます。

ここがとても大切なポイントです。これは後述します。

その状態でストレッチやウオーキングなど簡単な運動をしたり、普段の生活、食事、排せつ、仕事中など意識をすることに身体意識を変えてしまう、そうするとまずは身体が柔らかくなってきます。そこで身に着いた柔軟性を次に、自分の本分とする運動、(私の場合が格闘技)に応用させていく、できれば余計な情報ストレスが無い一人運動が良いと思います。

これを3か月くらい続けるとかなりの効果を自分の身体で感じることができるようになります。また骨の位置が変わることによって体型に変化が表れて、他人から「痩せた?」とか「ガタイ良くなった?」とか「背が大きいよね」などと筋肉トレーニングや、カロリーを大量に消費する運動をしていないのにもかかわらず言われるようになります。

こうなったらしめたもので、次に筋肉トレーニングや体幹トレーニング、ランニングなど徐々に負荷をかける運動をしていくと、その効果は絶大なものになって行きます。また対人運動などすれば、自分のパフォーマンスが確実にあがっていることを実感できるでしょう。

とまあここまでは、ある程度の運動理論を知っているひとからすれば、簡単に理解できる話だと思います。

ダンスなどのパフォーマンスならもうここまでで充分です。

しかしここで格闘技に応用させることに対して問題点があったのです、、、、

続きは次回