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2012年6月

全日本RF武道空手道選手権予選大会を終えて

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久しぶりの更新です。

6月10日(日)国立オリンピック記念青少年総合センターにて、全日本RF武道空手道選手権予選大会と関東地区審査会が行われまして、私西川81kg以下級でどうにか優勝、10月に行われる本大会への出場権を獲得できました。

 

 

 

ここ3年間全日本大会へはマスターズで出場していましたので(マスターズは予選無し)予選大会に出るのは久しぶりで、試合時間7分間もスタミナが持つのであろうか?トーナメントで何試合もできるのであろうか??という不安はあったのですが、それ以上に研究してきた技術を試してみたいというのと、40歳という節目の年齢で自分自身どこまでできるのか挑戦してみたいという気持ちが強く出場を決めました。

幸いにもトーナメントも81kg以下級はエントリーが3人と少なく、シードだったので1試合のみだったのでラッキーと言えばラッキーでしたが、逆に絶対負けてはいけないというプレッシャーも大きかったです。

今回テーマとして、今年に入って研究稽古してきた姿勢の改善、これによりコカされない立ち方、そこから思い切り繰り出せる威力のある打撃、ということで臨みました。(詳しくは”姿勢とストレッチ”お読みください)

最初左ハイキックをキャッチされてテイクダウンを取られたこと(武器の選択ミス)、金的をもらって踞ってしまったこと(実戦ではKO負けです)は残念でしたが、胴タックル、足タックル全て切って打撃を当てられたことはまずまず成果が出たのかなと。

そして何より7分間フルタイムでスタミナが切れなかったこと、これも心肺機能を高める稽古をしてきたわけでは無いので、姿勢改善によって呼吸がしやすくなったせいなのかとも思いました。

しかし四つ組が強かったです、組んでてこれは絶対にコカせないと思いましたし、かなり強い打撃が入っていたのにひるまず前に出てこられて打たれ強さにもビックリしました。

本戦ではこの当たりをテーマにまた研究、稽古して臨みたいと思います。

同時に開催された審査会、今回から5級以下の一般部も基本・移動稽古審査が入り、少年部はミット審査が無くなり、後ろ受身の審査が科目として入りました。

みんな普段からやっていることだったのできちんとこなせていましたね。審査会が終わった後のクレームも全く無かったです。

少年部の組技審査でも、ほとんどの子供が組み負けることなく相手を投げていました。これも姿勢改善、体幹部の強化を稽古に取り入れてきた成果が現れていたのかなと思いました。ただ押さえ込みの技術が足りない子供が多かったのでここを今後のテーマにしたいと思います。

一般部の新人戦のトーナメントもみんな気迫溢れる良い試合をしていました。

とくに準優勝した金君は初出場ながら、左回りのジャブや首相撲からの膝蹴りを試合の中で身に付けて行く姿は素晴らしかったです。

普段の稽古で教わった基本を大事にしてやっている姿が試合で花開いたという感じでしょうか。

これはいつも言っていることですが、武道における試合とは文字通りお互いの身体を借り合って行う”試し合い”です。

とくに帯下のときにそのような意識で試合に望んで、それを持ち帰りまた稽古する選手は確実に技術レベルが上がって行きますし、対戦相手を尊重する心も身に付くので、いつの間にか他支部の選手とも交流ができ人間的にも成長していきます。これは武道の醍醐味でもあるでしょう。

また逆に最近思うのは、試合は”死合い”でもあるということ。

とくに黒帯以上で立場も技術も持った選手同士ならば、負けは”死”を意味するという気迫も大切です。全日本レベルでの戦いやプロのリングでの試合では絶対に必要な意識なのではないでしょうか?

そのくらいの意識、緊張感で取り組まなければ、上に行けば行くほどさらなるレベルアップは計れないですし対戦相手に失礼です。

またそういう経験を乗り越えた選手が、初めて模範となり”調和・和合”の意味を知り武道家としていろいろなことを教育したりできる立場になれるのではないでしょうか?

これは自戒の意味も込めてですが、私ども禅道会の選手全体に足りない部分なのかなとも思います。

むしろ武道の世界より、スポーツでのトップアスリートの方が遥かにこういう意識を持っている人が多いのではないでしょうか、、、、

さて今後は7月1日にJr茶帯トーナメント、9月に関東大会、10月には全日本大会と、大切な行事が待っています。

東京の道場生一丸となって取り組み、年末にはみんな笑顔で忘年会ができるよう頑張っていかなければなりませんね。

努力精進いたしましょう!!

押忍